ウェブ解析士試験に合格しました【デザイナーも学ぶといいことあるかも】

こんにちは!moco(@moco_megane)です。

2021年11月に「ウェブ解析士」の試験を受け、無事に一発合格しました!
この記事では、勉強しようと考えたキッカケや試験の流れ、合格後の感想などをまとめておきます。

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育児や本業で時間がない中での学習・受験でした。同じ境遇の方のお役に立てるよう正直に書いていきますね!

目次

そもそもウェブ解析士とは

ウェブ解析士とは、一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA)が実施する民間資格のこと。

ウェブマーケティングの知識・スキルを習得するために基盤となある「ウェブ解析」について、「体系的に学べる環境」「スキルの評価基準」を設け、必要な能力や知識を身につけられる資格です

ウェブ解析士とは https://www.waca.associates/jp/study/wac/

実務に役立つ実践資格であることが強みとされています。

ウェブ解析士の上には「上級ウェブ解析士」、その上には「ウェブ解析士マスター」というグレードがあります。

ウェブ解析士に挑戦した理由

私が初めてウェブ解析士という存在を知ったのはちょうど1年ほど前のこと。
Twitter等で繋がっているディレクターさんやマーケターさんが続々と取得し始め、興味を惹かれました。

ウェブ解析については前職で少し触れたのと、自分のブログでの知見程度しか持っていない私。

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これからはデザイナーも上流工程の知識が求められる時代…ウェブ解析の知識を身につけたら、デザイナーとして差別化できるのでは…!?

そう考えた私は、年が明けてすぐにテキストを購入することにしました。

ウェブ解析士の学習にかけた期間

私の場合は約3ヶ月でした。
といっても仕事や家事育児がある中での学習だったため、日によっては全く手がつけられないことも。
1日あたり平均30分〜1時間程度を子どもの寝かしつけ後に確保していました。

最初にテキストを読んでみると、2割程度は既知の内容でした。逆にいえば残り8割はまっさらな状態からのスタート。
日頃から解析業務をしている方なら新しく学ぶことは少なくて済みますし、ウェブ業界未経験の方なら0に近いかもしれません。
つまり、学習にかかる時間はスタートラインによって人それぞれだと言えます。

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巷の経験談などを読むと、中には「2週間で合格した!」という方もいます。経験者の方ならそれも可能かもしれませんが、経験の浅い方はそれなりに準備することをおすすめします…

ウェブ解析士の学習に必要なもの

私が学習中に使ったものは以下です。

  • 公式テキスト
  • 公式問題集
  • アプリ「Webマーケティング資格問題集」
  • 公式サイトの模擬試験
  • 電卓
  • 筆記用具
  • メモ

それぞれ解説します!

公式テキスト

まず無くてはならないのがこちら。すべての試験問題はこの本の中から出題されます。
試験は年ごとに内容が変わっていくため、テキストも必ず最新版を購入しましょう!

昨年までは紙の書籍版とPDF版の両方が出版されていたようですが、2021年度からはPDF版一択に。
というわけでやむを得ずPDF版を購入したのですが、A4の紙面にみっちりのボリュームでなんと約400ページ。本を読むのが好きな私でも、とてもPDFだけで読み切る気が起きませんでした。

結局自前のプリンタでモノクロ印刷し、バインダーに綴じたものをテキストとして使用しました。

試験はテキスト持込可能です。本番でサッと引きたいときにも、やはり紙の方が便利だと感じました。

インデックスも付けると章ごとの区切りがわかりやすくて良いです!

公式問題集

テキストより読み込んだのがこの問題集。この中からほぼそのまま出題された問題もありました。
1ページに1〜2問の問題が掲載され、それをめくった裏のページに回答と解説が掲載されています。
間違えた問題、わからなかった問題には付箋を貼り、計5周してすべての問題を潰すまで使い倒しました。

アプリ「Webマーケティング資格問題集」

Webマーケティング資格問題集というアプリで、合計80問の問題にチャレンジできます。この中からも数問似た問題が出題されました。
間違えた問題を重点的に復習できるのが便利で、移動中の学習に重宝しました。
意外と知らない方もいるようなので、受験される方はぜひ活用してください!

公式サイトの模擬試験

ウェブ解析士協会
模擬テストは受けられませんか? | ウェブ解析士協会クイズ形式の模擬テストは廃止されました。 ウェブ解析士の認定講座を受講すると、本番と同様の模擬テストを受けることができます。 本番と同じシステムで、60分60問の試験...

公式サイトのウェブ解析士認定試験 模擬テストで実際の問題に近い模擬試験を受けることができます。
問題のパターンは多くありませんが、アプリ同様どこでもサクッと取り組めるのが便利です。

電卓

計算問題で使います。
スマホやPCの電卓でも問題ありませんが、私は自分が普段から使っていて手に馴染んでいる電卓を使いました。

筆記用具とメモ

同じく計算問題で使います。本番でも計算問題が数問出題されるので準備しておきましょう!

ウェブ解析士試験のおすすめ学習方法

1)テキストではなく問題集で傾向を掴む

つい「まずはテキストを読んで…」と考えてしまうかもしれませんが、正直このボリュームのテキストを一から読むのはかなりの苦痛です。

それに、ただ読むだけでは読んだ端から内容を忘れてしまい、一冊読み終える頃には最初の内容はもう思い出せなくなっている…という可能性があります。

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というか私がそうでした…

というわけで私のおすすめは「まず問題集をやってみる」作戦です。
もちろん、未経験者であれば最初は解けない問題ばかりかもしれません。しかしこの時点での目的はとにかく問題の傾向を掴むということです。間違えた問題、わからなかった問題はすべて付箋を貼り、どんどん先へ進んでいきます。

1周終わってみて、付箋が多い場所を確認してみてください。問題集はテキストの項目とすべてリンクしているので、自分の苦手な分野がその時点でわかるはずです。

2)問題集を計5周やる

私はど〜〜〜〜〜しても一発合格したかったので(笑)、念入りに学習をしました。

5周の内訳は以下です。

1周目(上記):テキストを読まずにとにかく解いてみる。この時点では3割程度しか正解できず。間違えた問題や少しでも不安が残る問題にはすべて付箋を貼る

2周目:1周目で付箋がついた問題をじっくり解く。テキストや解説と照らし合わせながら学んでいく。一番時間がかかる工程(私のペースで1ヶ月程度)

3周目:付箋がついている問題を、テキストを見ずにもう一度解いてみる。この時点で全体の7割程度が解けるように。解けなかった問題の付箋は残しておく

4周目:付箋に関係なく最初からすべて解いていく。解けた問題は付箋を外す。この時点で9割程度が解けるように

5周目:ここで付箋が残っている問題は自分の苦手分野や、テキストを読んでもまだ理解できていない分野。テキストだけでなくネットや本を活用して自主的に理解を深めていく。

5周目までくると、すでに解答を暗記してしまっています…(笑)

理解した自信がないものはたとえ解答がわかっていても付箋を残し、忘れた頃にまた開いて解き直す…ということをやっていました。

3)試験に向けてテキストに付箋を貼る

問題集を何度もやっていると「おそらくここが重要だろう」というポイントがわかってきます。
試験本番もテキストの持ち込みは可能なので、重要な部分に付箋を貼っておきます。
さらに本文にはマーカーを引き、試験中に困ったらすぐにたどり着けるようにしておくと安心です。

4)オリジナルの用語集をつくる

ウェブ解析の中にはたくさんの専門用語が出てきます。
用語の意味はもちろんですが、それを理解した上でその数値を計算したりそれを応用して問題を解いたりしなければなりません。
紛らわしい用語や計算式などをルーズリーフに手書きし、家事や育児のスキマ時間に繰り返し見ていました。

ウェブ解析士試験の流れ

大きく分けて最初に「試験」、その後に「認定レポートの提出」が必要です。

試験の申し込み

ウェブ解析士・認定試験 開催スケジュールから好きな日程の試験を選びます。

やや特殊なのですが、試験の監督はウェブ解析士協会ではなくウェブ解析マスターという立場の人です。
そのため、主催する人・団体によって受験料が異なっていたり、オリジナルの特典を設けていたりと微妙に差別化されています。
受けたい日程が決まったら、その付近でいくつか吟味してみることをおすすめします。

認定講座は必要?

ウェブ解析士認定講座というものがあり、テキストのカリキュラムに沿った講義が受けられます。
もちろん独学するより効率が良いとは思うのですが、私は受けませんでした。講座を受けずに合格している人もたくさんいるので必要ということはないと思います。
しかし質疑応答の時間や試験のコツを教えてもらえるという特典もあるので、自信がない方は受けておくとよいかもしれません。

試験の概要

  • オンライン受験
  • 申し込んだ期間内(2週間以内)であれば時間問わずいつでも受験可能
  • 時間制限:60分
  • 設問:60問
  • 解答方式:すべて4択の選択方式

60分で60問なので、単純計算で1問1分です。
問題を飛ばすことも可能で、「フラグ」という目印をつけておくことができます。

試験中の時間配分

実際にやってみた際の時間配分は以下です。

1周目(30分):わかる問題を解く。自信がない問題やわからない問題もとりあえず何かしら選び、フラグを立てる。計算問題も時間を食うので一旦考えずに選んでおく。

2周目(20分):フラグを立てた問題をじっくり解いていく。テキストの付箋やオリジナルの用語集を頼りにする

3周目(10分):全体の見直し。凡ミスがないかを確認

はい、かなりカツカツです…!
つまずいたところで逐一悩むのではなく、フラグを活用して何周もするのが得策です。


また、全問が選択方式なので、もし解答がわからない場合でも何かしら選んでおくことでチャンスがあります。

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何も選択せず「未回答」でうっかり終わらせてしまうことがないよう気をつけてくださいね!

結果はいつ出る?

結果は試験終了後すぐに出ます!

どうやら7割以上正解で合格のようです。60問中落とせるのは18問までということですね。

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ぎ、ギリギリだけど受かったからヨシ…!!

認定レポートの提出

試験に合格したと喜ぶのはまだ早い!
この後に認定レポートの提出が求められます。

内容は詳しく記せませんが、実際のサイトのGAを見て解析レポートを書くというものです。
テキストやウェブ解析士協会のナレッジブログなどを参考にし、約3時間程度で書き終えることができました。
受験日から2週間以内に提出しなければならないので、あまり時間が取れない方はそもそもの試験日を調整しておく必要がありそうです。

やってみると意外と苦戦しますが、基本的にこのレポートは「落とすためのレポート」ではなく「知識の定着を図るためのレポート」です。
私は最初に提出したレポートに凡ミスがありましたが、担当のウェブ解析士マスターからその部分を指摘され修正して再提出→無事合格となりました。

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試験勉強で得た知識を実際に使うことで、ぐっと力がついた気がします!大変ですが楽しみながらトライしてみてください!

ウェブ解析士試験を受けた感想

結論から言うと受けてよかったです!
ウェブおよびウェブ解析の網羅的な知識を、資格取得という目標に向かって学んでいくというのはなかなかおもしろい経験でした。
テキストも毎年改定されていますし、最新の情報も取り入れられていたと感じます。

あえてデメリットを挙げるなら、資格の維持が必要な点でしょうか。
以下の2つの条件を満たさないと資格を失効してしまいます。

  • 毎年フォローアップテストに合格
  • 会費6,000円(税抜)を支払う

しかし受かって終わりの資格と違い、常に知識のアップデートを図れるという見方もできます。

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私は必要経費と思って来年以降も更新していくつもりです!

これからウェブ解析士試験を受ける方へ

ウェブ解析と聞くと、アクセス解析やGoogle Analyticsの使い方を思い浮かべる人が多いかと思います。
しかしウェブ解析士の考えるウェブ解析の目的とは、インターネットを通して自社やクライアントの事業の成果に貢献することです。決してデータを見ることが目的なのではありません。

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これって、デザイナーがデザインで目指すことと同じですよね

ここ数年でぐっと難易度が上がっているらしいウェブ解析士。マーケターやディレクターはもちろん、上流工程から提案していきたいデザイナーもぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

私が受験を考えたとき、「ウェブ解析士 試験」とググってもあまり情報が出てこず困りました。
個別で聞いてみたいことがあれば、ぜひTwitterでお気軽にお声がけください!

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ここまで読んでくださりありがとうございました!

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