WordCamp Japan ダイバーシティスピーカートレーニングに参加しました

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こんにちは!moco(@moco_megane)です。

3/15に、WordCamp Japan 2021ダイバーシティースピーカートレーニングというワークショップに参加させていただきました。

この記事では、トレーニングで学んだことや思ったことをまとめていきます!

目次

参加の経緯

先日、初めてのLTを終えたものの自己流でまだまだ課題が見えた私。

このワークショップの存在は、WordCamp Japanの実行委員の一人であるTazさんが教えてくれました。

moco

LTとかプレゼンとか、もっと上手くできるようになりたいんですよねぇ…

Tazさん

そんなmocoさんにぴったりなワークショップあるでー

moco

ふむ…… だ、ダイバーシティスピーカートレーニング…?

ダイバーシティースピーカートレーニングとは?

WordPress meetup や WordCamp で、女性や他の不特定多数のグループの人に話してもらうのに苦労したことはありませんか?

ダイバーシティースピーカートレーニング (#wpdiversity) は、そういった方のための実践的で効果的なレッスンプランを提供しています。

ダイバーシティースピーカートレーニング – Japanese Team — WordPress.org

ダイバーシティという言葉が示すとおり、普段登壇の機会を失っている属性の人(たとえば女性など)が、自信を持って話せるようになるためのトレーニングです。

moco

まだまだWordPressに疎い私が参加していいのかな?途中で子どもが泣き出すかもしれないし…

と及び腰だった私ですが

Tazさん

子ども乱入も離脱も全然オッケー!

という後押しを受け、勇気を出して参加を申し込んでみました!

当日の様子

平日と休日の2日間の日程でしたが、私は平日の方に参加させていただきました。

当日参加したメンバーは、私を含め9名。様々なバックグラウンドを持ち、様々なWordPressとの関わりを持つ方々です。

アジェンダはこちら。

簡単な自己紹介とアイスブレイクを済ませたのちに、今回のトレーニングの目的について説明がありました。

私なりの言葉でまとめてしまうと、

  • 現在登壇している人が、すべての人の代表というわけではない
  • 今まで積極的に登壇できなかった人だからこそ、話せる経験を既に持っている
  • より多くの多様性をもった人が、自信を持って登壇できるようサポートする

ということでした。

WordPressの、オープンソースであり誰にでも開かれているという性質を体現するような試みだなと感じました。

また、「自分は人前で話せるような経験を持っていない」「すべての人を引き込むような話をしないといけない」といった思い込みは捨てるべきだというお話もありました。

moco

まさに私が感じていたこと…!

さて、ここからはトレーニングの内容です。

今回はオンラインホワイトボードツールであるMiroを使用し、全員の進捗を確かめながらの進行でした。

付箋に書き込みペタペタ貼っていくというアクションがリアルタイムで行われるので、オフラインのような一体感があり楽しかったです!

Miroの様子

ブレインストーミング

まずテーマを選定するためのブレストです。

考えやすいように、実行委員の方から「WordPress を始めたきっかけは ?」「お気に入りのプラグインは?」などお題が出されます。

ここで大事なのは「良いアイデアを出そう」と考えないということ。良い悪いはこの時点で判断しません。

限られた時間でしたが、これだけ思いつきました!

トピックを選ぶ

次に、ブレストで出たトピックから2つを選びます。

トークの形式としては

  • ストーリーベース
  • パネルをモデレートする
  • ハウツープレゼンテーション
  • ケーススタディ
  • ワークショップ

のような種類があるそうですが、私の場合は自分の学んだことをストーリー調で紹介する「ストーリーベース」を選択

しました。

トピックを一つに絞る

2つのトピックから、最終的によりワクワクする方を一つ選びます。

また、そのトピックで話をするにあたり「誰が、何を、なぜ、どのように、いつ、どこで」というキーワードについて考え、どんな話をするか明確にしていきます。

ピッチを書く

ピッチとは「企画案」のことだそう。トークの内容を簡潔に、聞く人の興味を引きつつもわかりやすく書いていきます。

タイトルもこのタイミングで考えます。キャッチーでありながらも、内容が過不足なく伝わるタイトルが良いようです。

略歴を書く

スピーカー自身の略歴を作成します。

普段の役職や仕事内容はもちろんですが、今回のトークに関連するエピソードも絡めるとよりトークに興味をもってもらえるようです。

SNSのリンクも記載しておくと、イベント後も継続的にやりとりすることができます。

本文や結論を考える

ここからはざっくりまとめてしまいますが、聞いている人に何かを持ち帰ってもらうために

  • 自己紹介に時間を費やしすぎない
  • トークのポイントを把握し要約する
  • 論理的に構成する

ということが大切だと学びました。

moco

手前味噌ですが、私が初LTを経験した際にも「起承転結」を考えて原稿を制作しました。全体を俯瞰することが大切なんですね。

より良い話し方を学ぶ

トークが完成したら話す練習をします。

こういった場では誰もが緊張してしまいますが、やはり練習と事前の準備が鍵を握るようです。

原稿を見ながら一人で話すだけではなく、原稿無しで話してみたり誰かに聞いてもらったりすることで本番に近い環境で練習ができます。

最後の質疑応答の場面でも、回答に困った質問があれば「後で回答します」と答えたり、その場にいる知人に振ってみても良いということでした。

moco

たくさんの聴衆がいても、別に敵だと感じる必要はないということですね

優れたスライドを作る

まずは最低限、視認性が高いスライドを作ることが重要とのことでした。

  • 小さいサイズのフォントを使わない
  • 読みにくいフォントを使わない
  • 色のコントラストを考える
  • 長いソースコードを羅列しない

デザイナーなのでこのあたりはわかっているつもりでしたが、今後オフライン開催に戻った頃には、会場の規模や照明の具合なども踏まえたうえでスライドを作らなければいけないなと感じました。

子どもが起きてしまうというハプニング

合計で4時間に及ぶワークショップでしたが、実はちょうど2時間が経過したところで、寝かしつけたはずの子どもたちが起きてしまうというハプニングが…!

moco

すみません!少し離脱します…!

というわけで、「トピックを一つに絞る」のあたりから離脱し、それ以降は結局復帰できずワイヤレスイヤホンで耳だけ参加していました…

しかし翌日、実行委員である額賀さんから

額賀さん

よろしければ、途中離席された分のフォローアップもできますよ!
ご自身で進めていただいても大丈夫ですが、私と時間を合わせられそうなら、抜けた部分のお話もできます。

とわざわざメールをいただけました。とても嬉しかったです!

私のほうがバタバタしており時間を確保するのが難しかったため、その後は個人的にMiroを開いて残りの部分を進めさせていただきました。

ご配慮いただき本当にありがとうございました!

きっと次回以降も、こういった配慮に救われる方がいらっしゃるだろうなと感じました。

参加した感想

文字通り、多様性に配慮されたダイバーシティスピーカートレーニング。とても有意義な体験をさせていただけました。

私はエンジニアやディベロッパーではありませんが、WordPressを自分のブログとして利用する立場、そしてWebデザイナーという立場で今後もWordPressコミュニティに関わっていきたいと思います。

実行委員の皆様、本当にありがとうございました!6/20から本格的に始まるWordCamp Japanを楽しみにしています〜!

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