こんにちは!moco(@moco_megane)です。
私は一人目も二人目も、里帰りしない出産を選びました。特に後悔はなく、産前産後の生活をのびのびと送れたなと満足しています。
新型コロナウイルスの影響で、里帰り出産の自粛を検討している方も増えているこのご時世。
そんな妊婦さんのために、実際に二回の出産を里帰りなしで乗り越えた、わたしのリアルな体験談をまとめました!ぜひあなたの参考になれば嬉しいです。
▼出産準備についてはこちらにまとめてあります!
これで産後も困らない!産前の準備がカギ
里帰りしない出産において最も大切なのは、産前の準備です。
登録に時間がかかったり、すぐには出来ないことも多いため、出来るだけ早く動き始めるのがおすすめです。
料理は外注
退院後2週間は料理を控え、昼食・夕食はお弁当の宅配を利用しました。
味とボリュームを確かめるため、産前にお試し注文してみるといいですよ◎
朝食はパンやシリアルに果物など、サッと食べられるものさえ常備しておけば当分困りません。
母乳育児をしているとお腹が空くので、冷凍のたこ焼きなどをストックしておき、小腹が空いた時にチンして食べていました。
掃除や片付けが好きでもやりすぎない!
「産後は動くな!多少ホコリがあっても死なない!」とは言いますが、元々掃除好きのわたしは部屋が汚れていくのがストレスになるタイプ…。
というわけで、動きすぎないよう気を付けながら、ダイソンのコードレス掃除機だけささっとかけていました。
トイレやお風呂など、立ったりしゃがんだりを繰り返す水回りの掃除は、週末に夫に頼みました。
買い出しはスマホで完結
食料品の買い出しは、ネットスーパーと生協をフル活用。
産前から何度か利用しておくと、いざ必要な時に慌てず使えますよ。
洗剤や育児グッズなどの日用品はAmazonとヨドバシ.comがおすすめ!
Amazonプライム会員に登録すればお急ぎ便が利用できます。
「オムツのストックが切れた!急遽明日までに欲しい!」という時にも安心です。
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トイレットペーパーやティッシュなど、さほど高価でないものでも気軽に注文できるのが有難いです。
地域のファミサポに登録
育児のサポートというと、各市町村が設立するファミリーサポートセンター(通称ファミサポ)があります。
団体によってサポート内容はやや異なりますが、産前産後は食事作りや部屋の掃除などの家事に加え、沐浴など赤ちゃんのお世話もしてもらえるようです。
ただし、サポートしてくださる援助会員さんと条件が上手くマッチングしないことには利用することができません。
しかしいざという時に頼れるサービスがあるというのは、それだけでとても心強いもの。
子どもが大きくなってからも、保育園や習い事の送迎をお願いしたりすることもできるので、早めに登録しておくに越したことはありません。
夫婦で知識と意識を共有
ずばり、あなたの旦那さんは育児や家事に協力的なタイプでしょうか?
里帰りしない出産は、旦那さんの協力次第で難易度が大きく変わってきます。
わたしの場合は、あらかじめ夫に育児雑誌の里帰りしない出産特集や、経験者の皆さんのブログを読んでもらっていました。
そして口酸っぱく「産後に無理をすると危ないらしいよ」「パッと見、平気そうに見えても体はボロボロなんだよ」と脅し文句を繰り返していました(笑)
その甲斐あってか、産後に家事が出来ていないことを指摘されたり、赤ちゃんが泣いているのを放っておく…なんていう姿はありませんでした。
また、産院や自治体で行われているパパママ学級に参加するのも、父親の自覚を持ってもらうのに良い手段です。
陣痛タクシーに登録
出産はいつ始まるかわかりません。
わたしは二回とも深夜の睡眠中に始まりました。
一人目の時は夫を起こして産院まで車で送ってもらいましたが、二人目の時は上の子を起こすわけにもいかず、一人で陣痛タクシーを呼び産院まで向かいました。
普通のタクシーでは乗車を拒否されることもあるそうなので、事前に陣痛専用のタクシーに登録しておくと安心です。
すでに破水していることもあるので、座席を濡らさないようバスタオルやレジャーシートなども用意しておきましょう。
(二人目以降の場合)上の子の預け先を確保
わたしが選んだ産院は、原則子どもの立ち会い不可でした。
上の子は保育園に通っていますが、朝の登園前や夕方の降園後など、夫がおらず母子二人きりの時間に産気づいてしまうと上の子のお世話に困ってしまいます。
わたしは徒歩圏内の近所のママ友に「いざという時はお願い!」と事前に頼んでおきました。
里帰りしない出産のメリット
ここまで、やらなければならない準備ばかり書いてしまいましたがいかがでしょうか。
大変に感じられたかもしれませんが、もちろんメリットもたくさんあります!
住み慣れた自宅で過ごせる
親との関係があまり良くないこともありますが、実家を出て数年、もはや実家は居心地の良い場所とは言えませんでした。
自宅であれば何もかもが自分の思い通りにできますし、家具や家電も使い慣れたものばかりです。
冷蔵庫の中も自由に使えますし、洗濯も好きな時間に回せます。
心身共に不安定な時期に、とにかく自由に過ごせたのが一番のメリットでした。
親や親戚に口出しされずに済む
子育ての大先輩である母がそばにいるのは心強いことです。
しかし、経験者であるがゆえに、求めていないアドバイスも遠慮なく飛んでくるものです。
また、親世代の育児の常識は今では古くなっている部分も多々あります。
そう言われてイライラしたママの体験談はよく聞きますよね。
里帰りさえしなければ、小言を言われる心配は全くありません(笑)
夫婦で一番大変な時期を乗り越えられる
男性は親になった実感が湧きにくいといいます。
たしかに、わたしが父親で、生まれたばかりの赤ちゃんと一ヶ月離れて暮らした後に「さあ!今日からあなたもママと同じレベルで育児をしてね!」と言われても、困ってしまうと思うのです。
その点、退院したその日から同じように育児に奮闘できる里帰りしない出産は、夫婦共に同じラインからのスタートです。
二人で寝不足になりながら、抱っこで泣き止ませながら、それでも「あの頃は大変だったね」と言える経験があるのは夫婦の強みになるのではないでしょうか。
里帰りしない出産のデメリット
上記のようなメリットがたくさんの里帰りしない出産。
しかし、以下の点には注意が必要です。
体の回復に悪影響があることも
わたしは有難いことに、比較的若くして子どもを授かり経膣分娩で出産しました。
そのため体の回復も早く、一ヶ月健診以降も特にガタを感じませんでした。
しかし、帝王切開での出産や高齢出産の場合はこの限りではありません。
出産は全治一ヶ月の事故と同じくらいのダメージを受けると言われています。
くれぐれも無理は禁物です。
赤ちゃんを預けられる人がいない
わたしが里帰りせずに、一番辛かったのはこれでした。
そう願っても、帰宅の遅い夫との3人暮らしでは叶うこともなく…
次男の時は、長男の送迎があるため退院後すぐに外へ連れ出してしまう日々でしたが、長男の時は毎日緊張しながら引きこもって過ごしていたことを覚えています。
上げ膳据え膳の日々は送れない
里帰りすれば、家事は任せて赤ちゃんのお世話に専念することができます。
しかし、里帰りしない出産では基本的に家事と育児が同時進行です。
夜間の授乳で眠れなかったとしても、昼間は昼間でのんびりしていられません。
慣れてこれば平気なのですが、最初は赤ちゃんに合わせて昼寝をすることもできずヘトヘトでした。
里帰りしない出産は無謀じゃない!
里帰りしない出産は決して無謀ではありません。しかし、それなりの準備と覚悟が必要です。
入院グッズの準備とともに、各種登録など早めに済ませておくといいですよ!
▼出産準備についてはこちらにまとめてあります。